テレワークにおける後輩との会話の終わりに

当社のコラムページでは、「人材育成」や「コンサルタントあるある」、「自問自答のお題」、「各国のビジネスパーソン」、「ライフイベントと仕事」など、ビジネスパーソンの皆さまが移動中や休憩中といった隙間時間に読みたくなる内容をお届けします。

さて、3度目の緊急事態宣言が発令されることになりました。
お客様のお話を伺っていると、コロナ禍でテレワークが浸透し煩わしい通勤や人込みを避けられる一方で、人付き合いが希薄になりやすい環境での不安も感じられます。
同僚や上司との雑談が減ったことにより、こまめに心配事や不満を吐き出す機会が失われていることも一因です。

管理職の立場での懸念も大きくなっています。
対面であれば後輩の表情や動きで異変に気付くこともありますが、電話やWeb会議で聞く声だけで相手の様子を想像することは難しいですよね。

「何か気になっていることとか、困っていることはないですか?」
後輩との会話の終わりに、一言聞いてみるのも良いかもしれません。
その一言が、後輩が抱えているモヤモヤを吐き出す、後押しになることがあります。
もちろん悩みがあっても必ず話してくれるとは限りませんが、「話したかったら相談できる」という安心感を持つことにつながります。
心境によっては、気にかけてくれていることが伝わるだけでも嬉しいときがありますよね。

言葉を交わす時間が減っている今だからこそ、話せるときに気持ちを伝えられたら良いですね。